東京都では、物価高騰に直面する医療機関の負担軽減に向けた緊急対策として、国の臨時交付金
を活用し、支援金を支給することが決定いたしました。
概要
1 交付対象医療機関
都内に開設されている病院及び有床診療所(健康保険法第63条第3項第1号に定める保険医療機関に限る。)
ただし、東京都が開設している病院及び診療所を除く。
2 交付対象期間
令和4年10月1日から令和5年3月31日まで
なお、令和4年10月2日以降に開設する対象医療機関は、開設日以降を交付対象期間とする。
3 支援金交付額の算定方法
支援金の額は、次の表に掲げる各項目の合計額とする。各項目の算定方法に基づき算出された額に1,000円未満の端数が生じた場合には、これを切り捨てるものとする。
基準単価 | 算 定 方 法 | |
食材費 | 1日1人当たり81円 | 基準単価に交付対象期間の延べ入院患者数を乗じて得た額 |
光熱費 | 1床当たり36,000円 | 基準単価に許可病床数(休棟中の病床を除く)を乗じて得た額 |
※ 休棟中の病床とは、対象期間における、病床機能報告上の休棟中とする。なお、コロナ患者受入れに備えて確保している空床の病床数、コロナ対応に係る感染管理・人員確保等のために休床している病床は、休棟中には含まない。
※ 支援金は、都の予算の範囲内において交付する。
交付までの流れ(予定)
令和4年11月中下旬 支援金関連要綱及び様式の送付並びに申請受付開始
令和4年12月上旬 交付申請書提出期限
令和4年12月下旬 【電子申請の場合】支援金支給(交付決定額の7割を概算払)
令和5年1月下旬 【紙申請の場合】支援金支給(交付決定額の7割を概算払)
令和5年4月中 実績報告書提出
令和5年5月中 額の確定通知送付及び支援金支給(確定額から概算払額を除いた残額)
申請について
交付申請については、JGrantsを活用します。そのため、法人単位でのGビズID(プライムアカウント)の取得が必要となります。
GビズIDとは、国が運営する、電子申請システムの事であり、各種補助金申請を書面・郵送申請ではなく、電子申請で行えます。
その他補助金なども同様の電子申請にて行われることが多いため、今からGビズIDの取得をお勧めします。
(取得までには2週間前後かかるため、お早めに。)
GビズID申請サイト
(GビズID紹介動画(アカウント作成編)をご覧ください。)
その他の制度